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ありがとうございました

最近、あんまり書くことがなく放置していました。

昨日、無事に三軒茶屋でのジョイント・コンサートを終えました。
なんだか年中イタリアの曲を弾いてるみたいな印象を持たれていますが
昨日の演奏会で実は初めて
すべてイタリアもののプログラム
というのを弾きました。

どういう選曲にせよ、いろんな角度から難しさはあるものです・・・。
今回は、ガルッピのソナタと
レスピーギのリュートのための古風な舞曲とアリアから3曲
そして、カゼッラの9つの小品を
私は弾きました。

ガルッピは、途中からものすごく怖くなってきて
汗だらだらでした。
少ない音で表現するということの難しさを改めて思い知らされました。
ヴェネツィアのラグーナに浮かぶ小さな島や、トルチェッロ島の
寂しい感じだとか思い浮かべながら弾きましたが、それがきちんと伝わったのかなあ・・・。

レスピーギは、母が
「なんかこのまま止まらなくなって一番したまで行っちゃいそうな部分あるよね」
とか3日前に言うので、怖くなりました(笑)
だけど、ホールの雰囲気とすごくあっていたよーと言ってくれた方がいてうれしかったです。

カゼッラは・・・・最近では一番集中してよく弾けたと思います。
不協和音がいっぱいで、こういうのに耐えられるのだろうか???という疑問があったのですが、意外と「カゼッラ面白かった」と言われて、
あー、これからも弾いちゃおう
と思いました。覚悟しててください(笑)
9曲目の「田舎風に」っていうのが、弾いてて楽しくなってしまって
せっかくドレス着てるけど、うっほうっほって踊ってる気持ちになりまくって、
笑いそうになっていました。

演奏会の前は、
「どうして私はこんなつらい練習をして、人前にさらされて弾くのだろうか」
と最低1回はくじけますが
やっぱり終わると、その爽快感が素敵過ぎて
また次へと走り始めてしまう・・・というのをずっと繰り返してここまで来てしまいました。
また、愚痴るでしょうが、がんばって
その爽快感を得ようと
してしまうわけです。

次は。。。。。。
弾きたいものはたくさんありますが、自分の時間と
今の気持ちとか今の状態を考えて
またプログラムを組みます。
どうしようかなあああああ。

でも、またあさってぜんぜん関係ないポップスの伴奏なんですがー。

昨日、演奏会にいらしてくださった方々、
いつもいつも応援に来てくれる親戚のみなさま
ありがとうございました。
by cantalupo | 2009-01-19 00:07 | 演奏会