カテゴリ:音楽( 28 )

更新が滞っておりました。(いつも通りか・・・?)
先月末から色々忙しくて、今日がもう12月10日であることに、多少恐怖を感じているくらいです。
何にそんな忙しくしていたかというと、3日と7日に歌のコンサートがあって、私が伴奏したわけではなく、ボローニャからピアニストが来て、以前もお会いした方だったし、歌の方がいつもお世話になっている方で、私は通訳兼お手伝いをしていたのです。
そのピアニストの方、普段は面白いおじさんという感じなのですが、ピアノを弾き出すと本当に人が変わる。
いやー、これが一流というやつです。と簡単に納得してしまう。
コンサートはもちろん素晴らしかったですが、8日にマスタークラスがあって、それがまたよかった。
トスティーの”アマランタの4つの歌”のピアノが、あまりにもすごくて、なんと言ったらいいんだろう・・・
胸が痛いという表現をする時に、痛い場所を思いっきり素手で掴まれて、ぐわんぐわんと揺さぶられたような・・・うーん、うまく表現できないんだけど、通訳としてあの場に座ってなかったら、多分号泣でした。

そんな素晴らしい日々を過ごしたわけですが、
昨日の夕方に、あ、こりゃ自分は疲れ過ぎていると気が付いた途端にダウン。
風邪薬飲んでひたすら眠って、今日は回復しました。
本当にもう練習しないとやばいところまできてます。
あんな音楽を聴いたら、刺激は受けたけど、なんだかしょぼい自分にがっくりです。
がっくりしててもしょうがないので、弾くしかないですが。

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そんなわけで、実は6日は私の生誕30周年だったのですが(自伝風に言ってみたりして)
6日は確か、すごく寒くて、家で生徒にレッスンした以外はなんだか特に何もなく、静かに過ごしました。
毎年、誕生日の朝はその日の気分でひとつ曲を聴くことにしているのですが
今年は
ヴィヴァルディの冬の気分でした。
FBで友達からたくさんおめでとうのコメントをもらって、嬉しかったです。
日本との時差を考えて、まだヨーロッパは前日の夕方なのにメールをくれた友達もいました。
10年前の二十歳の誕生日、すごく下らないことだけどずっとうじうじと悩んでいて、大学の帰りにとても悲しい気分でした。
旧奏楽堂のあたりを歩いていて、ふとずっと行ってみたかったイタリアに行こうと思いました。
本当に、何かがストンと落ちてきたみたいにそう思ったら、早速格安旅行を探し、一緒に行けそうな友人を探し、3ヶ月後に初めてイタリアに行きました。
あれから、10年。
20代は、ただがむしゃらにイタリアと関わろうと、そして、ピアノとなんとかうまくやっていくんだと、かなり無鉄砲に行動したこともたくさんあったし、それでいいことも悪いこともたくさんあったと思います。
想像していた30歳とは、いいようにも悪いようにも全く違うけれど
さあ、じゃあ今度40歳になった時にどうなっているんだろうと、なんだか楽しみになってきました。

さてと、忙しさは終了したけれどこのまま年末まで気が抜けないのは変わりないので、とりあえず体調には気を付けて頑張りたいです。
皆さまも風邪などひかぬよう、お気を付けてください。
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by cantalupo | 2011-12-10 13:20 | 音楽


今日、ピアノに来た生徒の一人と色々話していて、そういえば2004年のヴェネツィアのビエンナーレの音楽部門で水を使った面白い曲を聴いたというのを思い出しました。
イタリアに行く前は、「現代音楽?・・・・うーむ」ってな感じで、聴く前から、弾く前からダメだろうなあ・・・と思うくらいでしたが、ヴェネツィアには毎年ビエンナーレの音楽部門があるし、音楽院で現代音楽に触れることが予想以上に多かったので、気がついたら「色々あるけど、結構面白い?」と思えるようになりました。
そんな中で、この水を使った曲というのは、中国の作曲家・タン・ドゥンの”ウォーター・コンチェルト”というもので、その名の通り、水をパーカッションとして使った協奏曲です。
今、Youtubeで音を聴くまで、どんな曲だったかというのはすっかり忘れていましたが、記憶に鮮明に残っているのは、大きなボールに水が張られていて、それを自由自在に扱うソリストの動きがとても美しかったこと。そして、フェニーチェ劇場の天井に水が反射してキラキラと揺れる様が幻想的だったこと。
そして、ソリストの近くに座るバイオリニスト達が、水が飛び散る度に青くなっていたこと(笑)

タン・ドゥンといえば、映画音楽で名前を知っている方も多いと思いますが、この”ウォーター・コンチェルト”、映像ありで聴くの、おススメです。
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by cantalupo | 2011-11-04 22:35 | 音楽
ハウステンボス滞在中はおいしいものを色々と食べましたが、結局長崎らしいものというのはなかなか食べることができず、最後の最後、長崎空港でやっと・・・

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・・・はい、ちゃんぽんです。
おいしゅうございました。
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by cantalupo | 2011-10-11 12:22 | 音楽


カゼッラがピアノかなりうまいというのは、伝記などから知っていたのですがレスピーギもかなり弾けるんですね。確か、彼はヴァイオリンが得意なんだと記憶していましたが。
うちにカゼッラがドビュッシーの前奏曲を抜粋で弾いたり、レスピーギがメゾ・ソプラノの奥さんと共演してるのが入ったCDがあって、最近お気に入りで聴いてます。
なかなか面白い演奏ばかりです。
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by cantalupo | 2011-09-22 23:00 | 音楽
ずっと忘れていたミュージシャンの名前を突然半分くらい思いだしたので、Youtubeに入れてみたら、見事に予測変換のおかげでみつけましたよ!わーい!
アラブ音楽聴きながらこれ書いてます。
探してたのは、Natacha Atlas の Rah でした!

今日はまた、暑い時と寒い時のO大学でのお仕事でした。
これもなんやかんやで数年やってるので、たまにしか行かないとはいえ、顔を覚えてくれてる学生さんがいたり、事務の方がいたりで、前ほど外野な雰囲気でなくなったかしら?と思います。
O大学に行き始めの頃、学生にしては年齢行ってるけど、先生にしては見たことない顔だから、あのやけに顔が白い伴奏者(よく言われる)、誰?と、言われていたそうです(笑)
何はともあれ、来週いっぱい頑張ります。
(お手紙くれた学生さん、ありがとうね!ってこれ読んでるわけないけど)
同じ曲を連続して伴奏したり、同じ曲を違う調で続けて弾いたりすると、やっぱり怖いですね。うひー。

そして、ついに乗換駅のコージーコーナーでケーキ買ってしまった・・・。
夜なのに・・・
ま、今日はお盆なので(?)許してください。
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by cantalupo | 2011-07-13 23:49 | 音楽
今、楽譜が届くのを待っている。
そして、それとは別に近いうちにコピーするために取り置いてもらっている楽譜がいくつか。
来年度(もうすぐ今年度)の演奏会でそれをプログラムに入れられるように、練習もだけど、プレゼンをしっかりしないと。
どうも、私はプレゼンの下手さで損してることが多い。

今日は、伴奏の帰りに一駅分歩いて大きい本屋のあるところまで行った。
電力不足を補うために、どこのお店も照明を暗くしているが、だんだんその暗さに慣れてきて、なんだかこれからもずっとこれくらいの照明でやっていっても大丈夫なのではと感じる。
つまり、今までが異常に明るかった、無駄をしていたんだなあと改めて実感。

何か新しいことを始めてみようと思い、本当はスポーツが一番必要なのだろうけど、どうにもこうにもやる気がわかないし、一番必要な英語とも思ったけれど、これもどうにもこうにもやる気がわかない・・・・
じゃあ、カゼッラの資料を読んだりするのにイタリア語の次に必要なフランス語を、とりあえず初歩の文法だけでも触れてみようと・・・。
むーん。イタリア語に比べてずいぶんややこしいな。
さあ、くじけずどこまでやれるでしょうか。
マラソンするよりマシだと思って、頑張ってみます。
そして、いつ英語に対してやる気が湧くんだろう・・・・ああ・・・・・。
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by cantalupo | 2011-03-28 23:23 | 音楽
やっと、2月の博士リサイタルのプログラムが固まりました。
どれも練習はしてあったのですが、なんだかあっちこっちと目移りしていて、バランスが悪いとかこれじゃあなんだか面白くないとか、色々ありましたが、やっぱり結局これか・・・って感じになりました。
オール・カゼッラ・プログラムです。
通常彼の作曲家としての人生を3つにわけて考えるのですが(っていうか通常っていうほどメジャーじゃないが)
初めての博士リサイタル、初めてのカゼッラだけのプログラムというわけで
すべての時代からの作品を弾きます。
近いうちに、日程と共にプログラムもお知らせできるようになるので、お楽しみにー。
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by cantalupo | 2010-11-24 23:16 | 音楽
突然雨が強くなってきて、今、急いで雨戸を閉めました。
ちょっと涼しくなって過ごしやすい・・・・。あー、よかった。

カゼッラの歌曲をついに始めたので、嬉しくって仕方ありません。
あー、私も歌えるようになりたい!(いつか歌える伴奏者になるのだ!)
というわけで、最近よくカゼッラの歌曲集のCDを聴くのですが、意外と初期のフランス語の詩がついたものが素敵で、いつかこれも演奏してみたいのですが、楽譜が今わかっているのはパリの図書館だけ・・・。
簡単に行けないし、フランス語話せないよ!

3つの歌曲
Soir païen
Soleils couchants
En ramant

他に
Sonnet op.16
Nuageries
La Cloche felée op.7

楽譜探しております!!!!
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by cantalupo | 2010-09-14 18:33 | 音楽
色々とバタバタした日々を過ごしています。
後日談になりますが、31日にG大内でクラスの勉強会があり、カゼッラ弾いてきました。
反省点・・・・・・集中力にかなり欠いた演奏になってしまって、反省が多すぎました・・。

カゼッラの作品は、一般的には(っていうか存在が一般的でないけど(笑))3つの作曲様式に分かれると言われています。
1900年ごろから1913年ごろまでのパリでの第1期。
この第1期は、便宜上に第1期と呼んでいて、これだ!というスタイルがあるようなないような・・・。
要するに、周りの作曲家や音楽や芸術の影響をどんどん受けて、色々とやってみよう!って感じの時代。
ささっと聴いてみると、「あ、これフォーレ?」「これはマーラー??」と、真似ばかりしているような感じがしますが、きちんと、その後の時代の前触れであったり、真似の中にもカゼッラらしい「皮肉っぽさ」やら、少し冷たい響きが聞こえてきます。

そして、突然現れる第2期の不協和音の嵐。
そこには、激しい音と音のぶつかりあい、2つの調がぶつかり、気がつくとその2つは溶け合わさり、また別の調が現れる・・・・
戦争の爪痕がカゼッラの音楽にくっきりと現れます。

そして、全音階が特徴と言われる第3期。
ファシズムに傾倒したかのような音楽を作ったと思えば、バロック以前のイタリアの器楽復興を思わせる「遠い」響きの作品と、いい意味でも悪い意味でも「イタリア」的であることを主張した時代。
ファシズムの魔力にとりこまれてしまった・・・・とも言われる面はあるのだけれど、
彼が先頭に立って開催していたヴェネツィア音楽祭で、ユダヤ人であるシェーンベルクの音楽を演奏したという事実もあり、さらに、オペラが主役だったイタリア音楽界に、外国の最新の音楽を普及させたり、若い音楽家へのサポートをしたり、また、彼の尽力よってヴィヴァルディの音楽は、再び聴かれるようになったと言われています。

カゼッラの作品にも、純粋に聴いて「美しいな」と思うものも多いのですが、
私は、「皮肉さ」や「重くて暗い」、マイナス面とも言える部分にとても惹かれるのです。
・・・・単純に私がそういうのが好きだっていうのもあるのですが、その暗さの中に隠れている「あれ、何回か聴いたら結構面白い?きれい?」っていう部分を見つけるのが面白くて、じゃあ、それをきちんと他の人に伝えるにはどうしたらいいのかっていうのを、この数年亀の歩みのようではあるけれど、少しずつ演奏や文章で伝えようとしています。
まだまだ未熟者ではありますが、ずっとこれからもカゼッラに関わっていこうと日々思っています。

とりあえず、グダグダ言ってないでどんどん演奏していかないとね。
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by cantalupo | 2010-08-02 22:30 | 音楽
ここ10日ほど右手も体の調子も悪くない。
長時間はやっぱりダメだけど、毎日練習が可能に。

Sinfonia, Aria e Toccata
もちろんCasella(笑)

Ariaの部分はもう大体弾けるようになった。
Toccataは、今弾いてるのの3倍くらいの速さで本来弾かなければならないのだけど、ここは焦らない。
カゼッラの作品は、弾きにくい場所があっても落ち着いて楽譜を見ると結構的確な指使いが書いてあったりするし、何回も繰り返し弾いていると意外ときちんと指に無理がないパッセージだと気がつく。
カゼッラはピアノうまかったからね。やっぱりピアノが一番彼にあってたんだと思う。


7月の終りにこれ、弾かせてもらえることになりそう。
でももうちょっと体調と相談。
いや、弾きたいなあ。
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by cantalupo | 2010-05-31 22:36 | 音楽