図書館

最寄駅のそばにある図書館は、私が小学校に上がる時に開館して、その時から今に至るまで、私の生活にかかせないものとして存在している。
子供の頃は、ともかく親がもうやめなさいというくらい本ばっかり読んでいて、こそこそピアノの練習中にも読むので、年がら年中怒られていた。
朝から晩までずーーーーーーーーーっと図書館にいられたらいいのに、なんてことまで思っていた。

クラシックのCDもそれなりにあるので(といっても、20年以上も経った今はほぼみんな聴いてしまったけど)、Youtubeなんてものがない時代は、ちょっと伴奏のために聴いてみたい、次の曲を決めるのに聴いてみたい・・・なんて曲はみんなこの図書館のCDだった。(予約すれば他の図書館からも借りられるし)

留学中は、ともかく日本語の本に飢えていて、今まで読んだことないジャンルだろうが、ちょっと嫌いだと思ってた作家だろうが、なんでもあれば読んだ。電車に乗る時は、もう何回読んだかわからないお気に入りをいつも鞄に入れていた。
図書館が恋しかった。

なのに、最近は前ほど本を読まなくなり、図書館に行ってもぽーっとなってしまい、これだという本を見つけられず帰ることもある。

一昨日、ふと手にした本があった。
イタリアに関する本で、そういえば大分前に読んだような気がするなあと思ったのだけど、なんとなく借りてきて、読み始めると、まったく音楽のことは書いてないような本だったのだけど、今まさにカゼッラのことで、胸張ってここがテーマの核になるって言えそうなのだけど、何かもうひと押し欲しいなと感じていることが、書いてあった。
びっくりして、とりあえずメモ。
こういう、思ってもみなかったところからヒントが降ってくることってあるのねえ・・・・。
これ、本屋だったら見つけてない本だったと思います。そもそも、これはどこの棚に置かれて売られているのやら。

今日ひとつコンサートが終わって、ここから21日のリサイタルに向かっていけるので、
明日また落ち着いて、この本を読んでみようと思います。
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by cantalupo | 2012-02-26 23:44 |